発表会後のレッスンで、アンダルシアのロマンスを弾いている。
先生が仰るには、パガニーニは、生前、サラサーテに会っており、唯一、影響を受けたヴァイオリニスト&作曲家とのこと。
そう言われてみると、確かに、サラサーテの《バスク奇想曲》などは、奏法とか、パガニーニ《24カプリース》に通ずるものがあるなぁ・・・。
「影響」確かに感じるゎ。
パガニーニのほうは、ググっとヤバい(悪魔的に)感じに仕上がってるけど。
アンダルシアのロマンスの後は、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ、ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ4番をみていただくことになりそう。
先生はフランスものもお好きとのこと。
(そういえば、以前、サンサーンスのことを話されていた。)
憧れてはいたものの、ラヴェルやドビュッシーのvnソナタは、お許しが出ないと思っていたので、とうとう、レッスンで弾ける日がきたのだなぁ・・・と感動。
ああ、今までに一体、何度、ジェラール・プーレ氏のドビュッシー・ヴァイオリン・ソナタを聴きに行ったことだろう!!!(しかも、ほとんど最前列真ん中とかで聴いている)
・・・片手では足りないはず。
プーレ氏の父親もヴァイオリニストで、当時、ドビュッシーvnソナタの初演をしている。(wikiにも記されている)
実際にドビュッシーのところに出向いて行って、初演のお願いをしにいっている。
なので、プーレ氏にとっても、この↓ヴァイオリン・ソナタはとても思い入れのある曲であると、演奏会で紹介していた。
実際、初めてプーレ氏のドビュッシーを生で聴いた時、弾いているプーレ氏の頭上に立ち上っていく「なにか」を感じながら聴いた。
「それ」は、とても「高雅」な「なにか」であった。