4月末にヴァイオリン発表会(1年半ごと)があった。
ラロ スペイン交響曲 1楽章
家族評↓
ここ数年の発表会では一番よかったよ(夫)
お母さんの勇姿を見られてよかった(娘)
息子は撮影係をしてくれた。
家族が聴きに来てくれるだけで、もう~十分。
いつも、本番一週間前は、あえて自宅で練習しないようにしている。
近場のレンタルスタジオで、1時間~1時間半、わざわざスタジオ代を払って練習する。
お金を払い時間制限のある空間に入り、疲れた体と気持を、ガッと奮い立たせて弾く練習を発表会(当日の午前中)まで連日やる。
わたしは、締め切りがあるほうが、気持ちも体も動くようだ。
自宅にいると、泳いだ後などは、一度体を休めると起き上がれなくなり、楽器ケースにすら、たどり着けなくなる。
プールから一度、自宅に水着などを置きに戻り、楽器を車に入れて、そのまま休まずにスタジオに直行する。
一週間くらい、なんとかこれをやりきる。
ラロは、自分に合っている気がした。
本番で弾いている最中、
「ああ、これは自分との闘いだなぁ・・・」
とか、3ページ目あたりで、
「あ~、もうすぐこの曲終わっちゃうなぁ・・たくさん練習してきたのに、なんとも名残惜しい、楽しんで弾こう・・」
と感じながら弾いたり。
それが音に出ていたらしい。後日、
「大曲を乗り越えただけでもすごいですが、自分と闘っている感じがよかった。」
と言ってくださるかたも。
人前で弾く、という観点からすると、ラロは大曲だと思う。
自宅で気楽に練習している時とは、わけが違ってくる。
アマチュアなので、人前で弾くのは、それなりに緊張する。
現時点で、これがいっぱいいっぱい。
細かな表現など、まだまだ・・・。
さて、次回レッスンから、何を弾こうかなぁ。愉しみ。
まだ弾いていない協奏曲なら、シベリウス、ブラームス(←無理)、ドボルジャーク、ベートーヴェン(あまり好きでは・・・)
ヴァイオリン・ソナタなら、グリーグ、リヒャルト・シュトラウス、シューマン、サンサーンス等々・・・サンサーンスって協奏曲よりも、ソナタが難しい印象がある。
サラサーテのツィゴイネルワイゼン以外の曲も習ってみたい・・
あわよくば、パガニーニのラ・カンパネラ(←許可がおりない笑)
次回発表会はヴァイオリン・ソナタにする予定。