無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
4,5年前に偶然youtubeで発見してから、ずっとこの人の演奏と音色を生音で聴きたい、観たいと願っていたが、コロナでなかなか来日がなく。
この度、やっと紀尾井ホールで、しかも、全曲無伴奏でということで、願いが叶った。
演目↓
バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006
コールリッジ・テイラー・パーキンソン ブルー/ズ・フォーム
デイヴィッド・ラング ミステリー・ソナタ(聖史ソナタ)~第3曲(悲しみの前)
バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004
イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調(バラード)op27-3
ヴァイオリンを弾くのに、ちょうどよい体形、大きさの人だと思った。
緻密で激しいボウイングを重ねても全くぶれない安定した体幹と深い響きの音色。
バッハやイザイ以上に圧巻だったのは、ラングのミステリー・ソナタ!!
久々にバイオリンで感動した。
観客はヴァイオリン・ケースを背負った人が多め。
日曜オケ練帰りのアマチュアや小学生とそのママ、音大生といったところか。
終演後、ケースにサインしてもらうのだろう。
CDは2,3枚残してソールド・アウト状態。
人気っぷりが伺えた。
私は帰宅後に3枚注文。
特に感動したラングのミステリーソナタが廃盤になっていなかったのが嬉しい。