続☆メンデルスゾーンのはなうた

ヴァイオリンや水泳、その他諸々・・・

《三体》ハードカバーをM書店で購入

地元書店で文庫本を予約したが、先にUNEXTで中国版ドラマを観ているうちに、10話あたりから、「三体沼」にドハマりしてしまい、待ちきれず、結局、某街のM書店で、ハードカバーを購入した。

とりあえず、書店の棚にあった3冊を買い、残りは取り寄せてもらうことに。

 

物理や天文学が超苦手な文系で、知識もないので、先にUNEXTの中国版ドラマを観ることで、本を読む時に、三体の世界観がイメージしやすい。

 

本のほうは、文化大革命で、葉文潔(天体物理学者)の父で理論物理学者(大学教授)の葉哲泰が、紅衛兵に目の前でなぶり殺しにされるところから始まる。

 

ドラマは全30話。

29話の描写に、というか、発想そのものに(中国古来からのコードネームも含めて)圧倒された。

とにかく、こんなことを、日頃から、頭の中で考えて、その世界観を、文章で構築できる人(原作者)がいるのだなぁと、驚きと感嘆。

 

エンディングに流れる歌の歌詞が、ずーんと響いて癖になる。

この30話が、第1巻分にあたるのかな?ということは、続編がくる?

もう続編ぜひっ!お願いします!観るから!

 

SFは韓国より中国のほうが合っていると思う。

世界観がたまらない・・紅岸基地の巨大パラボラアンテナと極寒な雰囲気スキ

葉文潔の若い頃を演じる女優さんが、とても個性的で可愛らしい顔立ちの美人さんで、画面に出てくるのが楽しみだった。


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1月に映画館で観た映画《緑の夜》許してやる、なんて言う奴ぁ

そうだ!!ファン・ビンビン

「許してやる」なんて言う奴ぁ、○っちまえ!

 

ファン・ビンビン復帰作ということで映画館で。

 

ビンビンのことは、レオン・カーフェイ(30年前にBunkamuraル・シネマで愛人ラ・マン観たよ)を相手に、《ロスト・イン北京》で、あられもない姿で濡れ場を演じているのを観て以来、この美しい女優さんは、歴史ものでは、超人的麗人として、男の添え物のような役も演じるけれど、俳優としての人生をのし上がる度胸と覚悟を、心に秘めた人なのだなぁと感心。

 

中国14億人の中から、伊達にトップ女優まで昇りつめたわけではないのだなと。

 

以来、気になって、彼女の作品を追っている。

 

武則天》のような豪華絢爛な衣装や化粧をしたビンビンではなく、《ロスト・イン・北京》の時のような、限りなくスッピンに近く、生活感のある役どころ、、、なのに、美しさが漏れ出てしまってる。

こういうファン・ビンビンを観たかったので満足。

 

イ・ジュヨンも何作か観たけど、この人、キュートで好きです。

 

んで、イ・ジュヨン然り!!

「許してやる」なんて言う奴ぁ、ぶっ○しちまえ!!

 

そんなわけで、あれらの場面は、観ていてスッとした。

 

 

2023年度masters大会でのブレストBrの記録

2023年12月は、二つのマスターズ水泳大会に出場していた。

短水路 

25mBr 25秒20 (2022年度27秒59)

50mBr 55秒08 (2022年度1分02秒70)

 

長水路

50mBr 56秒92 (短水路との差を2秒以内におさえることができた)

100mBr 2分14秒7 (やっちまった・・去年の長水路と変化なし><)

→普段練習している25mプールでは、2分2秒がベストタイムなので、2024年度の課題としては、長水路短水路の100mBrのタイム差をできる限り縮めること。100mBr、長水路の試合、2022年と全くタイム変わっていないじゃん!今年は100mBr課題だなぁ・・。2分切りを目標にしよう。試合になると、75m過ぎから、ガクッと足の動きが鈍くなるんだよねぇ。

 

良かった点は、マスターズ2年目で、25mと50mに関しては、短・長水路両方の試合で、初めて、自分なりに納得のいく泳ぎ方ができて、タイムも(ベストにあと僅か届かなかったとはいえ)今の自分に出せるものを出したというところかな。

 

今年も雨の日も風の日も雪の日も週3ペースで泳いでいこう。

 

 

12月に映画館で観た映画《マエストロ その音楽と愛と》

netflixでも観れたのに、あえて、映画館に観に行った。

私にとって、レナード・バーンスタインといえば、マーラー、とりわけ9番で、音源も幾枚かもっている。

この作品のなかでは、マーラー2番《復活》が使われることを知り、ぜひとも、劇場の空間で「それ」を体感したいと思った。

ブラッドリー・クーパー演じるバーンスタインが、聖堂内で《復活》を振る、その身振り手振りや高揚感に満ち満ちた表情は、バーンスタイン本人にしか見えず、このシーンを、映画館で観ることができただけで、私はもう大満足で充分に感じた。

この《復活》のシーンは演奏も含めて、家のnetflixで何回か観よう。

体の中に、いや、魂の中に、マグマのような熱量を持っている天才(ピカソとか岡本太郎とかトム・クルーズとか)の目つきを、ブラッドリー・クーパーはとてもよく表していたと思う。

あと、ラストに、ティアーズ・フォー・フィアーズ《シャウト》でゆらゆら踊る、バーンスタインと青年よかった(笑)選曲good!

 

ロイヤル・コンセルトヘボウ↓との録音を好んでよく聴いていたけれど、どれも好きだ。(ハイティンクの9番もlove。)

 

 

12月に映画館で観た映画《枯れ葉》アキ・カウリスマキ監督

観に行って良かった。相変わらずのアキ・カウリスマキワールド全開。いや~、なかなかに沁みた。で、ジム・ジャームッシュの《ザ・デッド・ドント・ダイ》には笑ったし、マウステテユトットの唄が耳に残る。ホラッパ、時折、斎藤洋介に見える。つい、ポスターとパンフを買ってしまったが、¥1000で観たので、まぁ、いっか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40 Years of Morrissey@Toyosu PIT(2023年11月28日)

16才から18才まで、リアルタイムで聴いていたThe Smiths

学校帰りに、シングル盤が出るたびに、輸入盤屋で買った。

The Smithsは、当時の日本では、ほとんど知られることなく、高校を卒業する前に、J・マーが脱退し、ほどなくして解散。

洋楽雑誌に、僅か3行程で解散のことが書かれていただけだった。

10年位経ってからじゃなかったか、洋楽雑誌が大きくThe Smithsのこと、モリッシーのことを特集していたのは。

・・・・・とにかく。

十代後半は、The Smithsモリッシー漬けで、マーのギターとモリッシーの歌声と詩に救われていた。

 

この日のモリッシーのライブは、本当に素晴しかった。

若い頃の歌声も好きだけれど、マッチョになり、太い体幹から出てくる、タフでパワフルな歌声も最高だ。

とても、大病を経験した、64歳の声とは思えない。

モッリッシー、ありがとう。

また日本に戻ってきて歌ってください。

Hou Soon is Now?他、The Smithsの曲もやってくれた。

でも、やっぱ、マーのギターだったらなぁと(笑)

どうしても思っちゃうのは許してね。


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11月に映画館で観た映画(サタデーフィクション)

大好きな女優コン・リー様の「現在」を観たくて、映画館まで足運ぶ。

リー様の表情、角度によって、近江女の能面に似ていたりして美し。

亡き母のお気入りだった、俳優オダギリジョー、やはり、色っぽいのであった。

そして、強面な中島歩!もっとアジア映画作品で観たい!(このかた、顔の骨の張り方がとても良いよね。若い頃の金城武の雰囲気少しあり。)

学生時代、大病後の父と母の三人で、上海に行ったことを映画の間、ずっと思い出していた。

父の漢方医の勧めで、当時の日本では高額だが、上海でなら、日本の風邪薬ほどの値段で購入可能な漢方大衆薬(雲南百薬)を、できるだけ多く買うための旅だった。

大通りには自転車の大群、空港前の道路も舗装中だった三十年ほど前の上海。

夕方になると、ランニング姿の現地で生活する人々が大勢、海に面した通りに涼みに出ていた光景が今でも浮かぶ。

ホテル内レストランには、映画のなかでのように、生のビッグバンドの演奏があり、学生時代に、大学のダンパで知り合ったという父と母が、時々くるりと回る、テンポの速いルンバのようなダンスを踊っていたっけなぁ。

そんな二人も、今はもういない。