netflixでも観れたのに、あえて、映画館に観に行った。
私にとって、レナード・バーンスタインといえば、マーラー、とりわけ9番で、音源も幾枚かもっている。
この作品のなかでは、マーラー2番《復活》が使われることを知り、ぜひとも、劇場の空間で「それ」を体感したいと思った。
ブラッドリー・クーパー演じるバーンスタインが、聖堂内で《復活》を振る、その身振り手振りや高揚感に満ち満ちた表情は、バーンスタイン本人にしか見えず、このシーンを、映画館で観ることができただけで、私はもう大満足で充分に感じた。
この《復活》のシーンは演奏も含めて、家のnetflixで何回か観よう。
体の中に、いや、魂の中に、マグマのような熱量を持っている天才(ピカソとか岡本太郎とかトム・クルーズとか)の目つきを、ブラッドリー・クーパーはとてもよく表していたと思う。
あと、ラストに、ティアーズ・フォー・フィアーズ《シャウト》でゆらゆら踊る、バーンスタインと青年よかった(笑)選曲good!
ロイヤル・コンセルトヘボウ↓との録音を好んでよく聴いていたけれど、どれも好きだ。(ハイティンクの9番もlove。)
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