今日は、平成27年に亡くなった母の命日だったので、午前中だけ在宅勤務の息子が、午後から会社に行くため自宅を出る時、一緒にお墓参りに行ってきた。
ちなみに、父は去年の9月5日に亡くなっている。父は、母が亡くなった4年後の同じ9月に亡くなった。
父が亡くなる2か月前の7月、私は、崖下で血だらけになって大怪我をしている母を、助けに駆け寄る悪夢を見て、絶叫して飛び起きた。
細かな描写はしないが、恐ろしい夢だった。
今から思うと、あの悪夢は、母が、
「もう、あの世で待てないから、父を連れていくよ。」
という予告の夢だったのかもしれない。いや、きっとそうだと、私は感じている。
それで、一週間前、再び母の夢を見た。
スーパーのレジの前で、母と私はカゴを持って並んでいて、たくさん買い物をした母が、その重さに耐えかねて、地面に倒れ込んだところを、私が助け起こした。
母の白目が赤く出血していたので、私は慌てて、近くに立ちすくんでいた父に向って、
「救急車を呼んで!早く!」
と叫んだところで目が覚めた。
でも、前回と異なり、恐怖感はあまり感じなかった。
そういえば、母の命日が近いから・・・・とぼんやり思った。
母が亡くなってから、今までに3回、夢にでてきたが、いつもこんな感じの夢で困る(苦笑)。
母は、60代半ばから、3回ほど、小脳梗塞やら、他の体調不良が原因で、よくトイレの中で調子を崩し、そのたび、私が駆けつけ、父に救急車を呼ぶよう指示したりしていたので、夢の中でも、同じようなことが起きているのだろうか。
たまには、母と楽しく談笑しているような、穏やかな良い夢がみたい。
何かを告げに、夢の中に現れていることは間違いないけど、ちょっと、シンドイなぁ(笑)
学生時代の友人たちのご両親は、父や母とそれほど年齢が変わらないのに、まだご健勝。モチロン、どちらかが亡くなられていることもあるけれど、同級生で両親二人ともいないのは、私だけ。
この5年間で、あっという間に、二人とも逝ってしまった。
50代前半で、この状況は、正直、想像していなかったけれど、やれることは全てやったと思うので、悔いはない。
自分自身のことを思えば、家族のことを第一に考え、病気にならないように気をつけて、身体が動く限りは、残りの人生、やり残して後悔することのないように、焦点を絞って楽しんで生きていければと思う。