今日のレッスンで、1楽章は一旦区切り。次回レッスンから2楽章に入る。全楽章終えたら、1楽章をピアノと合わせることになりそうだ。
レッスンの最後に、2楽章最初の24小節までの、ボーイングをみていただいた。
音楽之友社から出ている作曲家◎人と作品シリーズ【ブラームス】によれば、この2楽章最初の24小節に関して、以下の記述があるので引用。
❝シューマンの遺児フェーリクスが、重い病気を患っていることを知り、ブラームスは第二楽章最初の24小節を書き記し、その裏にフェーリクスの病気を気遣うとともに、クララの心情を慰める文面の手紙を書き送る。
第二楽章は、クララをいたわる気持ちがにじみ出た音楽である。❞
このことを知って練習するのと、何も知らずにただ練習するのとでは、感じ方がずいぶん違ってくるはず。大事な楽章。
昨日、自宅で1楽章をyoutubeに↓合わせて弾いてみた。
ヴァイオリンはピンカス・ズッカーマン。ピアノはバレンボイム。
ピアノと合わせてみると、105-134小節の激しい感情の高ぶり、高揚感がくっきり明瞭に浮かび上がり、弾いていて、チョーっと、泣きそうになったり笑
さすがズッカーマン&バレンボイム。表現、大いに勉強になりました!
聴いてるだけだと、次第に飽きてきたりするけれど、いやぁ、、、レッスンを受けて、実際にyoutubeとはいえ、ピアノと合わせてみると、ピアノの旋律の美しさと相まって、本当に素晴らしい曲だなぁ、、と再認識させられる。
Brahms violin sonata op. 78 no. 1 in G major [1/3]