メンデルスゾーン↓ 三つの幻想曲&奇想曲 Ⅰ (全4ページ)
コロナの件で、どうなるかと案じていた発表会は、延期にはならず、週末、決行された。
仮に、二週間後に延期されたとしても、これ以上、私自身は、モチベーションが続きそうになかったので、決行されてよかった。欠席者も(当然)10人近く。
会場の近くになじみの楽器スタジオがあったので、そこを二時間レンタルして、本番まで過ごした。
蛍光ペンは、練習で一番苦労した箇所。
この曲、約三か月練習したけれど、まともに弾けるようになってきたのは二月中盤位。
二月残りの二週間は、ヴァイオリンの練習もそこそこに、ピアノに集中してきた。
本番では、数か所、ミスタッチしたけれど、私の場合、ミスタッチをしないほうが珍しいので、そこは、それほど意に介さず、(気持ち的に)先に進めた。ミスはあったけれど、大きな崩壊はなく、フォルテとピアノのメリハリ、防音室と会場の音の「響き方の違い」など意識しながら、「いい感じに」、うまく弾けたところもあったと思う。
「綺麗な音」と、楽屋で進行のお手伝いしていた、先生のお母様が言ってくださった。
トイレで着替えていると、お嬢さんが出演したお母様が「素敵な演奏でしたね。」と、お声掛けくださった。
ミスもあったので、もちろん、お世辞だろうけれど、たぶん、「曲が素敵」だったことが大きい。
表情のくるくる変わっていく、左手重音連打は大変だったけれど、初めてこういうタイプの曲を練習できたことはよかった。
ピアノは4月まで休むことにしている。また、のらりくらりと続けていこう。次、何弾こうかなぁ?
ピアノ発表会が終わって、心底、ホットしている。
これで、やっと、心おきなく、ヴァイオリンに戻れるのが嬉しい。
私は、やはり、ヴァイオリンの音が好きなので。