年が明け、2020年になったが、まったく年末年始感が湧かない。今年は、初詣もナシ(去年、父が亡くなった故)なので、とても、ゆったりした気分で、晦日を過ごせた。
お節の用意も、必要最小限に済ませた。
初詣って、子供の頃から、元旦、親族の集まりの後に、親に何カ所も連れまわされていて、実は好きじゃない。子供時代から、
「初詣は、地元の空いてる神社、一カ所だけにしようよー。」
と訴え続けてきたが、私の意見は採用されたことはなかった。
たぶん、実家含めて、親族じゅうが(父母両家)商売をやっていたせいなのか知らんが、人が集まり活気のあるところには、(問屋街、見本市、お酉様等)よくよく連れ出されていた。
とにかく、今年は、人で溢れかえって、さい銭箱まで(律儀に)行列しても、まだ辿りつけないような初詣に、行かなくて済むので、ほっとしている。(昔って、さい銭箱のとこに行くのに、並ぶ習慣ってありましたっけ?なかったように記憶してるんだけど。本音では、この変な律義さが、とてもイヤ。)
晦日の夜に観たTV番組で、よかったのは↓
BS ヴァイオリニスト三浦氏とピアニスト辻井氏のDuo(@サントリーホール ブルーローズ)
とりわけ印象に残った素晴らしい演奏は、フランクvnソナタの1、2楽章。
2楽章、辻井氏のピアノが素晴らしかった。この二人、音楽的な相性が良いのだな、と演奏を聴いて感じた。また色々なvnソナタを、この若い二人のコンビ(Duoね)で聴いてみたくなった。音楽への内に秘められた情熱が、沸々と感じられるいいコンビ(Duoネ)。樫本大進ーリフシッツみたいな?
そして、ブラームスvnソナタ1番の2楽章。これ、三浦氏のヴァイオリン、すごく良かった。このソナタの2楽章、ほんといい。好きだなぁ。
あとは、N☆K、2019年のクラシックふり返り特集での、故ハイティンク指揮のブルックナー7番と、故M・ヤンソンス指揮(バイエルン放送)ベートーヴェン交響曲7番。
2019年は、大物指揮者が何人も亡くなられた。
今年は、「意識的に」、もっともっとクラシックを聴かなければ。弾いてるだけでは、広がっていかない。
紅白は、時々チャンネル変えて観ていた。何と言っても(本来の姿に戻った)new氷川きよしが、断トツの凄味!アニソン、声質と見事にあってたし、自由+活き活き感に満ちていた!演歌「も」含め、バンバン、いろんなジャンルの歌声をメディアで披露していただけると嬉し。