本来、9月中旬の発表会で〆るはずだったが、父が発表会前に亡くなったため、一旦、延期。
11月、ピアノの先生が盲腸になり、薬で散らしていたため、また延期。
そして、ヴァイオリンの先生のつわりが酷くなり、更に延期となり、今日、ようやっと、ピアノ合わせ本番に。ここまで、長かった~^^;
本番合わせの二時間前に、スタジオに入り、最後の最後まで、1ページ目に3か所出てくる「連符」の確認作業をした。ここは、ヴァイオリンの「連符」と、ピアノの伴奏を合わせるのが、難しい箇所。
本番一発目では、伴奏のピアノの音数が、いきなり増えた(ヴァイオリン先生が伴奏する時は、大きな音の音符しか弾かない。)ことで、若干、動揺~。
あと、T朋音大の先生二人(しかも、一人は院生でバリバリ現役。)に挟まれて、蛇ににらまれたカエル(←いや、お二人とも、とっても、お優しいんですけど、T朋に挟まれたアマチュア素人一人状態を表すと、こんな感じかなぁ、と思って^^;)のような心境に「一瞬」なって、初回合わせは、ちょっと、ビビりがちに弾いたけれど、回数重ねるにつれて、次第に慣れた。
1時間、ばっちり、ピアノと音合わせしていただけた。バイオリン弾いていて、これほど、幸せな状況って、数多くあるもんじゃない。刺激的で、充足感に満ちた、貴重な時間だった。
今のヴァイオリンの先生には、今回のBruch含め、発表会曲は3曲(「悪魔のトリル」「クライスラーの無伴奏」)ご指導いただいた。
「今回のBruchが、出来栄え過去最高ですね。」と言っていただいた。
それは、他のなによりも、先生の熱いご指導のおかげです。自分でも、今回のBruch、弾ききった感が、確かにあった。ようやく、これで〆られて、ホッ。
さて、次回はBach無伴奏BWV1001とモーツアルトvnコンチェルト3番カデンツァ。先生には、後任のかたが決まるまでの間、あと少し教えていただけそう。貴重な残り時間。
今まで使っていた松脂(ギュスターヴ・ベルナール)を、ギリシャ製↓メロス(走れメロス?)に変えてみた。ペちゃんと平べったくて、手作り感満載!結構、しっかり弓に付く。いいかも。 べっ甲飴のうような形と色。美味しそう。口に入れてみたくなる。
実際、松(木)の樹液の塊なんだろうし、食べてみたところで、死んだりするようなことはなさそうな気がする・・・。