令和元年 9月5日 23時37分。
父が永眠致しました。
7月25日から、転院も経て、ずっと入院生活が続いていましたが、父は今、三十代半ばに、自分が建てたこの家に戻り、母が眠っていたのと同じ応接間に、同じように眠っています。家族六人が暮らした家。
おかえりなさい。私のお父さん。
葬儀社の方が帰られて、家の中は今とても静かです。
9月18日は、母の4回目の命日。
お母さん、何度もお願いしたのに、お父さんを連れて行っちゃったね。
もう、あちらの世界で、一人でいるのに飽きちゃったんだね。きっと。
母が逝き、父が逝き、
不思議なもので、私には、結婚して夫と子供ふたりがいるというのに、
今、猛烈に「たった一人になってしまった」ような感覚に包まれている。
私をこの世に送り出してくれた「あの二人」は、もういない。
父がいなくなることが、こんなに悲しいとは。
泣けてしかたがない。
泣けてしかたがないけれど、私は「喪主」ゆえ、今は「浸って」はいられない。
「凍結」されるまえに、下せるものは下し、午後再びやってくる葬儀屋との打ち合わせに備え、あれやらこれやら用意せねば。
当分は、父関連の事々で忙しく日々が過ぎていくのだろう。
2019年9月6日 朝5時