MOZART Violin Concert No.3 K.216 Zimmermann
MOZART Violin Concerto No.5 K.219 Zimmermann
↑大好きなヴァイオリニストのひとり、F・P・ツインマーマンのMOZARTで
二週間ぶりのvnレッスンに行ってきた。実は、前回レッスン18日から、自宅でヴァイオリンの練習をしていなかったので、楽器に触るのも二週間ぶりだった。親知らず抜歯と父の入院がモロに被さって、とてもヴァイオリンを弾く余力はなかった。バイオリンの顎当ては楽器の左側についている。痛みも腫れも酷かったので、さすがに練習なんて無理。
レッスン前に、スタジオを1時間レンタルして、ひっさびさに楽器を弾いた。練習不足の時は、いきなり通常のテンポでは弾かず、ゆったりとしたテンポ設定で、自分の出す音を耳でよくよく聴きながら弾き始めることにしている。ピアノのほうは、どうだかよくわからないが、弦楽器(ヴァイオリン)には、このやり方が合っているような気がする・・・。二週間弾いていなかったわりには、感触がよかった。
二週間ぶりに音を出した時、大げさでなく、
「ああ!弦の音色ってまろやかで、なんて心地よいんだろう!私はやっぱり、この楽器(ヴァイオリン)がとても好きだ!弾けることに感謝する。」
と、痛感した。
レッスン、とても楽しかったし、精神が満たされた。左歯茎のあたりも痛くならなかったし。どんなことがあっても、音楽を手放してはならないと、自分自身に誓った。
今日はビブラートがとてもいい、冴えてますね、と先生に言われた。9月の発表会が終えたら、通常レッスンでは、バッハ無伴奏1番を。それと、ここ二十年ほど、全く弾いていなかったモーツアルトの、ソナタではなく、vn協奏曲(3,4、5番)のいずれかを、来年の発表会に弾こうかと思案中。
このところ、発表会では、ずっと、重心(気、または丹田)を下(半身)に置いた、こってり(情熱的)系の、「いかにもヴァイオリン曲らしい曲」を弾くことが続いたので、そろそろ「気、または丹田、重心」を、心臓より上方に引き上げて弾く、モーツアルト(ソナタではなく)vn協奏曲、、、良いかも。
バイオリンで、モーツアルトのあの独特な「軽さ」を表現するのは、なかなかに難しい。でも、だからこそ、弾ければ「カッコイイ」。バイオリンでは、「カッコイイ」、とても重要。
発表会後の一年間は、バッハ無伴奏と、それとは対照的なモーツアルトを。(何番にしようかな。)