昨晩、みなとみらいのホール、初めて桜木町駅に下車。桜木町駅から辿りつくのは、ランドマークタワーと東急スクエアといった大きな建物の中を通っていくため、慣れないことも手伝い、わかりにくかった。駅から遠く感じた。サントリーホール、ミューザ川崎にいくのと、時間的にはそれほどかわらないのに、一番遠くに感じるのは、多分、電車のせい。桜木町駅周辺やショッピングエリアの雰囲気は結構ステキで気に入ったけど、ホールのつくりや音響は、個人的にはあまり・・・。おそらく、音楽を聴きに来るのは、今回が最初で最後になると思う。
演奏会は、RA席という、オケに半ば食い込んだ場所。指揮者の表情ほか、よくよく見ることができた。マラ9、好みは人それぞれに、色々ありましょう。たとえ生演奏ではなくとも、とある所で聴いたB・ワルターのマラ9は、その床を洪水のように、音が足元まで這ってきて、その迫力と素晴らしさに、しばし圧倒されたり、など。
天国に連れて行かれるような、そういう厳かな余韻、感じではなくて、機能フル回転、ただただひたすらに、巧くて感心させられた。(ここではなく、サントリーホールで聴きたかったかも。)
フライングブラボや、すぐの拍手もなく、余韻をしっかと受け止めた観客。指揮者が「うん」と、納得して頷いているのが見えた。静寂弦と、あとフルート奏者の踏ん張りが素晴らしかった。指揮者が終演後まっ先に称えに向かっていた。
この景色、↓会場に向かう途中の動く歩道から見える。夜景に映える。