続☆メンデルスゾーンのはなうた

ヴァイオリンや水泳、その他諸々・・・

【三体】UNEXTとnetflix両方観賞

【三体】UNEXTとnetflix、両方観賞。

好みは断然UNEXT(テンセント版)のほう。

UNEXT【三体】のほうが、圧倒的に天体、物理、数学に関する知的好奇心をそそられる。自分は文系で特に科学方面が苦手にもかかわらず、だ。紅岸基地の描写も雰囲気抜群。30話なので、理系分野の説明、話の流れ、とても丁寧でグッド。

 

netflix【三体】は人種、性別など隙がないほど多様性に配慮(げんなり)、今シーズンに関してはかなり、友情メインのヒューマン寄り。8話なので、UNEXT版のような丁寧さは感じられず、宇宙の「明滅」や「カウントダウン」の描写、例の「作戦」も、なんだか、あっさりしたものに感じた。

 


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ベートーヴェン Vn協奏曲と月光

3月が終わっていく!

ヴァイオリンのレッスンで、ベートーヴェンヴァイオリン協奏曲1楽章がスタートした。同作曲家のピアノとヴァイオリンのソナタシリーズよりも弾きやすい印象。

ベートーヴェン : バイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61/ヘンレ社/原典版/ピアノ伴奏付ソロ楽譜

ピアノは、月光(当然の1楽章のみ)をユル~く練習ちゅ。月光は弾いていると心が沈みこんで落ち着いていく感じがとても心地よい。

 

アウグスティン・ハーデリヒ@紀尾井ホール(2024年2月18日)

無伴奏ヴァイオリン・リサイタル

 

4,5年前に偶然youtubeで発見してから、ずっとこの人の演奏と音色を生音で聴きたい、観たいと願っていたが、コロナでなかなか来日がなく。

この度、やっと紀尾井ホールで、しかも、全曲無伴奏でということで、願いが叶った。

演目↓

バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006

 

コールリッジ・テイラー・パーキンソン ブルー/ズ・フォーム

 

デイヴィッド・ラング ミステリー・ソナタ(聖史ソナタ)~第3曲(悲しみの前)

 

バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004

 

イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調(バラード)op27-3

 

ヴァイオリンを弾くのに、ちょうどよい体形、大きさの人だと思った。

緻密で激しいボウイングを重ねても全くぶれない安定した体幹と深い響きの音色。

バッハやイザイ以上に圧巻だったのは、ラングのミステリー・ソナタ!!

久々にバイオリンで感動した。

観客はヴァイオリン・ケースを背負った人が多め。

日曜オケ練帰りのアマチュアや小学生とそのママ、音大生といったところか。

終演後、ケースにサインしてもらうのだろう。

CDは2,3枚残してソールド・アウト状態。

人気っぷりが伺えた。

私は帰宅後に3枚注文。

特に感動したラングのミステリーソナタが廃盤になっていなかったのが嬉しい。

 

 

 

《三体》ハードカバーをM書店で購入

地元書店で文庫本を予約したが、先にUNEXTで中国版ドラマを観ているうちに、10話あたりから、「三体沼」にドハマりしてしまい、待ちきれず、結局、某街のM書店で、ハードカバーを購入した。

とりあえず、書店の棚にあった3冊を買い、残りは取り寄せてもらうことに。

 

物理や天文学が超苦手な文系で、知識もないので、先にUNEXTの中国版ドラマを観ることで、本を読む時に、三体の世界観がイメージしやすい。

 

本のほうは、文化大革命で、葉文潔(天体物理学者)の父で理論物理学者(大学教授)の葉哲泰が、紅衛兵に目の前でなぶり殺しにされるところから始まる。

 

ドラマは全30話。

29話の描写に、というか、発想そのものに(中国古来からのコードネームも含めて)圧倒された。

とにかく、こんなことを、日頃から、頭の中で考えて、その世界観を、文章で構築できる人(原作者)がいるのだなぁと、驚きと感嘆。

 

エンディングに流れる歌の歌詞が、ずーんと響いて癖になる。

この30話が、第1巻分にあたるのかな?ということは、続編がくる?

もう続編ぜひっ!お願いします!観るから!

 

SFは韓国より中国のほうが合っていると思う。

世界観がたまらない・・紅岸基地の巨大パラボラアンテナと極寒な雰囲気スキ

葉文潔の若い頃を演じる女優さんが、とても個性的で可愛らしい顔立ちの美人さんで、画面に出てくるのが楽しみだった。


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1月に映画館で観た映画《緑の夜》許してやる、なんて言う奴ぁ

そうだ!!ファン・ビンビン

「許してやる」なんて言う奴ぁ、○っちまえ!

 

ファン・ビンビン復帰作ということで映画館で。

 

ビンビンのことは、レオン・カーフェイ(30年前にBunkamuraル・シネマで愛人ラ・マン観たよ)を相手に、《ロスト・イン北京》で、あられもない姿で濡れ場を演じているのを観て以来、この美しい女優さんは、歴史ものでは、超人的麗人として、男の添え物のような役も演じるけれど、俳優としての人生をのし上がる度胸と覚悟を、心に秘めた人なのだなぁと感心。

 

中国14億人の中から、伊達にトップ女優まで昇りつめたわけではないのだなと。

 

以来、気になって、彼女の作品を追っている。

 

武則天》のような豪華絢爛な衣装や化粧をしたビンビンではなく、《ロスト・イン・北京》の時のような、限りなくスッピンに近く、生活感のある役どころ、、、なのに、美しさが漏れ出てしまってる。

こういうファン・ビンビンを観たかったので満足。

 

イ・ジュヨンも何作か観たけど、この人、キュートで好きです。

 

んで、イ・ジュヨン然り!!

「許してやる」なんて言う奴ぁ、ぶっ○しちまえ!!

 

そんなわけで、あれらの場面は、観ていてスッとした。

 

 

2023年度masters大会でのブレストBrの記録

2023年12月は、二つのマスターズ水泳大会に出場していた。

短水路 

25mBr 25秒20 (2022年度27秒59)

50mBr 55秒08 (2022年度1分02秒70)

 

長水路

50mBr 56秒92 (短水路との差を2秒以内におさえることができた)

100mBr 2分14秒7 (やっちまった・・去年の長水路と変化なし><)

→普段練習している25mプールでは、2分2秒がベストタイムなので、2024年度の課題としては、長水路短水路の100mBrのタイム差をできる限り縮めること。100mBr、長水路の試合、2022年と全くタイム変わっていないじゃん!今年は100mBr課題だなぁ・・。2分切りを目標にしよう。試合になると、75m過ぎから、ガクッと足の動きが鈍くなるんだよねぇ。

 

良かった点は、マスターズ2年目で、25mと50mに関しては、短・長水路両方の試合で、初めて、自分なりに納得のいく泳ぎ方ができて、タイムも(ベストにあと僅か届かなかったとはいえ)今の自分に出せるものを出したというところかな。

 

今年も雨の日も風の日も雪の日も週3ペースで泳いでいこう。

 

 

12月に映画館で観た映画《マエストロ その音楽と愛と》

netflixでも観れたのに、あえて、映画館に観に行った。

私にとって、レナード・バーンスタインといえば、マーラー、とりわけ9番で、音源も幾枚かもっている。

この作品のなかでは、マーラー2番《復活》が使われることを知り、ぜひとも、劇場の空間で「それ」を体感したいと思った。

ブラッドリー・クーパー演じるバーンスタインが、聖堂内で《復活》を振る、その身振り手振りや高揚感に満ち満ちた表情は、バーンスタイン本人にしか見えず、このシーンを、映画館で観ることができただけで、私はもう大満足で充分に感じた。

この《復活》のシーンは演奏も含めて、家のnetflixで何回か観よう。

体の中に、いや、魂の中に、マグマのような熱量を持っている天才(ピカソとか岡本太郎とかトム・クルーズとか)の目つきを、ブラッドリー・クーパーはとてもよく表していたと思う。

あと、ラストに、ティアーズ・フォー・フィアーズ《シャウト》でゆらゆら踊る、バーンスタインと青年よかった(笑)選曲good!

 

ロイヤル・コンセルトヘボウ↓との録音を好んでよく聴いていたけれど、どれも好きだ。(ハイティンクの9番もlove。)