続☆メンデルスゾーンのはなうた

アマチュアvn弾きの雑記。ピアノと水泳も。

永遠に読み終えない書物があったっていいんじゃない?

f:id:nino41:20160104142109j:plain
f:id:nino41:20160104142259j:plain
f:id:nino41:20160104142336j:plain

 

学生時代、今は亡き仏文科在籍の先輩♂が、部室にて、後輩である私たちに、

「いいよ、さかしま・・・。ぜひ!読んで・・・。」

と絶賛お薦めしていた一冊。翻訳 澁澤 龍彦先生。装丁も素晴らしい。

これまた、今はもう存在しない、池袋芳林堂書店にて購入。芳林堂、好きだったなぁ。大型の単行本よく買った。装丁の美しい本を買って読むことは、当時の自分にとっての贅沢だった。

 

ギュスターブ・モローの緑色した妖しい挿絵・・・。約30年前の購入以来、読みたくなった時に枕元に置いて、就寝前に読んでは寝落ち、読んでは寝落ちの繰り返し。しかも、この書物の頭からページを順にめくって読んだことって、ほぼ、ない。うん、ないな。好きなところから、好きな分量だけ読んで寝落ちするのがいつものパターン。

その次読むときは、また別の場所からだったり。どこから読んでも、この書物の独特な世界観は、ソコナワレナイ。そういう読み方も合っている(と自分では思っている。)稀有な一冊。

 

さかしま 美と頽廢の人工楽園

さかしま 美と頽廢の人工楽園